2024/5/27
環境事業
生き物観察会を行いました

山藤運輸では、町のバイオガス施設への原料の搬入と、そこから出る液肥の運搬・農地への散布を担っています。それだけではなく、自社事業としても液肥を活用した循環型農業に取り組んでいます。 5月27日、農業を行っている入谷地区童子下にて、「生き物観察会」が行われました。これは、この地域で地域住民を中心に、地元の小学生なども招いて20年以上行っているものです。今年度からは、地域の生物多様性を可視化し、環境省が管轄する「自然共生サイト」への登録への足掛かりとすることを目指しています。弊社の社員で地域おこし協力隊でもある太田は、地域の方々とともにこの取り組みの事務局を担っています。

生き物観察会の舞台は、入谷地区童子下の無農薬田んぼ。周囲には童子山を水源とする沢が流れています。安定した水の供給がある田んぼは水生生物や昆虫類が生息するのに絶好の環境です。さらに、田んぼは季節によって水量や植物の状況が変化します。春には田植えのために水が張られ、夏には稲が成長し、秋には収穫後に水が引かれるため、各時期に応じて異なる生物が現れます。農家の方々の手によって、田んぼが持つ生態系が維持され、多くの生物が安定して生活できる場となっているのです。

採取したサンプルを持ち寄って、専門家指導のもと同定作業(なんという生き物か判別する作業)を行います。今回は水生生物39種、草本及びつる植物が76種確認されました。田植え後の田んぼには3mm以下の微生物たちが数多く見られ、稲との共生関係を成しているように見えました。

こうして生物多様性を可視化してみると、長年、農家さんたちが守ってこられた環境をこれからも守っていきたいという思いがより強くなります。今後も、循環型農業の実践によって地域の生物多様性に貢献していきます。









