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整備士からドライバー、そして管理職へ——“現場を知る司令塔”になるまで

小野寺昭浩さん

管理職

2013年入社

山藤運輸で運輸部の次長を務める小野寺昭浩さんは、入社13年目。仙台の運送会社で整備職としてキャリアを始め、東日本大震災の年に山藤運輸に入社した。「震災のあと、地元に帰って来たい思いがあって、気仙沼地域で仕事を探していたところ、山藤運輸と出会ったんです」柔らかい笑顔で入社のきっかけを話す小野寺さん。言葉の端に、郷土への思いがにじむ。
入社後は大型・中型のドライバー、引っ越し業務まで幅広く担当した。だが、気づけば役割は少しずつ変化し、ドライバーよりも管理業務の比率が高まっていった。現在は配車を中心に、現場全体のとりまとめ、車両の整備・点検計画、人員のアサインまで、日々のオペレーションを総合的に采配している。
必要があれば自らハンドルを握って現場に出ることも少なくない。農業部門で人が足りなければ、農地に行って液肥散布車を操ることもある。農業部門係長の太田さんは「新規事業である農業は、社内でも内容が浸透していない部分も多かったと思います。でも次長が自ら現場に出てくださったり、困りごとを聞いてくださったりして、本当に支えられました」と振り返る。その言葉を聞いた小野寺さんは「もちろん管理職なので現場を知らないと、という思いはあります。でもそれ以上に、何でもチャレンジしてみたいと思っているんです」と明るく答えた。現場を知り、自ら挑戦する。その姿勢で、チームの信頼を獲得してきた。

毎朝の一言と“すぐ直せる”体制
——ドライバーの安心をつくる仕事

小野寺さんが最も大切にしているのは、ドライバーが安全・安心に働ける環境だ。そのために欠かせないのは車両メンテナンスと日々のコミュニケーション。整備出身の強みを活かし、車両トラブルを最小限に抑え、万一発生してもすぐ対応できる体制を整えている。
同時に、安心して働いてもらうための声かけも忘れない。あるドライバーは「点呼の時にも優しいんですよ。“今日も暑いから水分しっかり取ってくださいね”とかね。その一言で、その日のやる気が全然違うんです」と話す。帰庫時には「お疲れさま。あそこのご飯、うまいよ」と、仕事から離れた話題で緊張をほぐす。こうした日々のやりとりが、笑顔で帰ってこられる職場の空気を育てている。
管理職の仕事のやりがいについて問うと、小野寺さんは少し照れながら「ドライバーが笑顔で帰ってきてくれるのが一番ですね」と答える。責任や気遣いの多い役割でも、その瞬間にすべてが報われるのだ。

若い会社の“伸びしろ”を支える
——求めるのは、考え・動くチャレンジャー

山藤運輸について尋ねると、小野寺さんは「若い会社だと思います」と即答する。社長も従業員も若いからこそ、まだまだやれることが多く、挑戦できる環境だと感じている。「会社としての伸びしろに貢献したいし、自分自身もチャレンジを続けたい」と力を込める。その言葉は、これから仲間になる若手求職者への力強いメッセージでもある。
さらに小野寺さんは「ドライバーの頃は、一人で仕事できるのって気楽だし楽しいなと思っていました。でも今は、チームでやる仕事の方が好きだなと感じています」と自分自身の変化を語った。責任の重さを引き受けながらも、仲間とひとつひとつの仕事を達成する喜びを感じているのだ。山藤運輸という大きなチームの司令塔として、小野寺さんがなくてはならない存在であることは間違いない。

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